試験勉強の戦略と戦術
「試験勉強は戦略が大事だ」などという言葉を聞いたことがあると思います。何となくイメージとしてはわかるような気がするかもしれません。でも、「戦略」という言葉はよく間違った使われ方をするのです。似たような言葉に「戦術」がありますが、「戦略」と「戦術」はしばしば混同されています。
もともと、「戦略」とは指揮官が考える作戦、「戦術」とは現場レベルが指揮官の作戦を最大限効果的に実現するために考える事、なんだそうです。
これを、ある方は次のような定義のし直しをしています。「戦略」とは資源の配分を決める事、「戦術」とは決められた資源配分のなかでベストを尽くす方法を考える事。
試験勉強に当てはめて考えると、時間(という資源)の使い方を決めるのは「戦略」になります。どの科目・ジャンルにどれだけの勉強時間を割り当てるか?これはまさしく「戦略」です。試験の出題傾向などを考慮して決めるべき重要事項です。
そして、その時間配分のなかで各科目・ジャンルの成績を如何に上げるのかを考えるのが「戦術」に相当します。
大事なことは、「戦略」が決まった後に、そのもとで「戦術」が決まるということです。「戦略」があいまいな状態で、「戦術」を決めるのはナンセンスなのです。